あらためていうまでもなく、沢山の種類の酵素達は、人間をはじめ生物の生命を支えていま
す。
体内における化学反応はすべて酵素によって行われており、多くの栄養素も酵素がないと働き
ません。
1996年の「O-157食中毒事件」はパニック様の騒ぎが起きたことでまだ記憶に残っていますが、
行政当局や栄養の専門家などは、学校給食や老人ホームの給食などで食中毒防止のため加熱を
しっかりす
るように指導するようになったようです。
いうまでもなく、加熱することにより生命に重要な酵素はすべて死んでしまい、
特に高齢者は体内の酵素が少なくなっているため、不利益となります。
ですので、積極的に生の食品を摂るようにするか、
あるいは食事のときに酵素サプリメントを摂るなどを行う必要がありますが、
日本の栄養関係者は言及することはありません。
テレビ等でも料理番組や医学番組でも酵素について語られることはほとんどなく、
どんな栄養素(炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど)が含まれているか、
またその栄養素がどんな効果があるかが主に語られます。
スーパーマーケットに行くと、調理された惣菜があり、よく売れています。
また、お菓子など工場で製造された食品が山のように売られています。
若い人がよく行くコンビニでも、加工された食品が並んでいます。
現代の日本では、経済優先主義、商業主義が蔓延しており、膨大な量の酵素のない食品が売ら
れています。
テレビ等では手軽で、栄養豊富そうで、健康に良さそうに宣伝された食品(カロリーメイトや
ウィダーインゼリーなど)が映され、売り上げを伸ばしています。
本当に、日本はどうなってしまうのでしょうか?